10年の時を経て・・・
光の園美術館が創設された平成二十七年の春、前施設長の松永忠の提案で子どもたちの絵と一緒に十年後の子どもに宛てた手紙をお預かりすることになりました。そして、この春十年を迎え高校の入学式の日に沢山の方々が訪ねてくれました。ホールに展示した絵を見ながら「こんな絵かいたかな?」とお家の方と笑い合っているいる姿に小さい頃の面影があり、10年前に戻ったようでした。手紙を読みながら涙を流す子や読み終わったあと「ありがとう」とお母さんにハグをする子もいて、お家の方からの愛を感じた瞬間だったのではないかと思います。こんな素敵な時間を一緒に過ごす事が出来て本当に幸せに感じています。これからも子どもたちの成長を応援していきたいと思っています。
(2025年04月11日)