” 初釜 ” ( 光の園 )
今日は”初釜”でした。
一年の稽古始めとなる、大切な日です。
光の園は、裏千家の茶道を創立当初から続けています。
茶室「積善山荘」では、初釜のしつらえとして、蓬莱山飾り、結び柳、曙椿に白梅、炉の湯気で温められたお茶室で、花びら餅とお抹茶を頂きます。
今日は障子の向こうから、春の訪れを感じる小鳥のさえずりも聞こえてきました。
子どもたちは毎月2回、幼稚園生から高校生までの25名程が参加してお稽古をしています。「上手にお抹茶点てられるかなぁ」「お湯の量はこれくらいでいいかなぁ」等、悩みながら少しずつ上達しています。
裏千家お家元のお父様、千玄室大宗匠(前家元)がお若い頃、光の園のお茶室に来られ、創立者 長田シゲがお点前をし、お茶を差し上げられました。
そのような由緒あるお茶室で今も子どもたちがお稽古できていることは、とても素晴らしいことだと思います。
「積善山荘」 善きことを積む。
茶道を通して、その教えを子どもたちと共に学んでいきたいと思っています。
長野宗寿先生、中尾宗典先生、
今年もどうぞよろしくお願い致します。
(2021年01月24日)